drunken J**** in a motel room

文字通り酔っ払った時に書いてるブログ

2019-01-01から1年間の記事一覧

死にゆく日本の音楽評論、それは人々に求められていないから?  気分が悪くなるほど悪口記事ですからあしからず。

今年は10年に一度のお祭りイヤーなので各社2010年代を振り返ったり、2019年単独で振り返ったりと忙しい。 2019年はまあ一般的な目線でいうとビリー・アイリッシュの圧勝である。 大局的に言うと、まあそれしかなかった年とも言える。 個人的に言うとヴァンパ…

Beck is Home PART2   〜ベックの帰還(そして目指すは宇宙を越えたその先へ)〜

1994年にソニック・ユースのサーストン・ムーアが司会を務めたMTVの”120minutes”にベックがゲストとして登場した。毎週月曜日の午前1時から3時に放送され、他の時間では流せないような変なミュージックビデオばかりを流す番組だった。インタビューはコマーシ…

Beck is Home from the New Yorker -ベックのファミリーヒストリーとNYに殴り込むまでの前半戦-

ベックが子供のころ、母親は彼と弟をLACMAに連れていき、この中から一番好きな絵と嫌いな絵を選んで、と言った。 「ものすごいプレッシャーだったことを思い出すよ。」 彼の新しいアルバム”hyperspace”が発売される数週間前、LACMAのアーマンソン館の中庭で…

ポリティカル・コレクトネスに中指突き立てろ

PC、PCと叫ばれて久しい世の中です。 そんな中ポリティカルインコレクトネスをつらぬくモンティ・パイソンをひたすら見ている。 通勤帰宅の際にはalways look on a bright side of lifeをリピート再生している始末である。 ライフオブブライアンのあのめちゃ…

突然はじまるスペイン宗教裁判

奇妙なベックハンセンの新しいアルバムを聴きながらまだ消化せずにいるわけです。 なんでかこんな時代に今更モンティ・パイソンの空飛ぶサーカスをしこしこみております。 まだフールーでSNLを放送してくれていた頃、お気に入りのエピソードを何十回もみてい…

夏が終わり、ボン・イヴェールの季節がはじまる

あなたはもう聞きましたか、この時代におけるボン・イヴェールの新作を。 rot bart barronのクマ好きの人が書いたボン・イヴェール音楽史を併せて読むのがおすすめです。 この広いネットの海を捜索すればすぐにヒットするはず。 抑えた筆致で冷静ながらも思…

同性婚?もうそんなの両手を上げてhell yesだよ

選挙の日です。 それぞれの立場において論点が違うのは当たり前なので、増税を気にする人もいれば、子供政策を気にする人もいる、そりゃ立場によりけりなのでそれぞれが選んでいくだけの話です。 少子高齢化という言葉があるわけで、それを是正するために産…

心の弱さと頭の弱さを自分ではfully realizedだから許して、お願い

根本的には一日中心地よいベッドで過ごしてなにもせずに暮らしていければと思うほど自堕落な人生を送りたいと願っている。 なのに、なんとなく生きて行かなきゃダメだから社会に出た途端、不特定多数の人とコミュニケイトさせられるし決まった時間に職場に行…

ヘリコプターが僕の頭上で回っている

今週のお題「わたしの好きな歌」 冠婚葬祭が嫌いだ。でも私の人生で冠婚葬祭について決めていることが2つある。 葬式に流す曲と、結婚式に流す曲だ。 実際に執り行われるかは別にして。 葬式に流す曲 結婚式に流す曲 人生には音楽が必要、少なくとも私の場合…

everybody needs Todd Chabez

今更ながらボージャック・ホースマンを見始めています。S1E1で大笑いしたあとなんだかわからないままほろほろ泣かされて、S5まで一気に見て後最終エピソードを残すのみ。 アニメーションでしか描けないアメリカ現代批評であるわけですが、S5は最も現実世界の…

クイーンの音楽を聴けば盆気分

ひさびさに実家に帰り、WOWOWで撮ってたクイーンmv特集を見て血脈の話をしてしこたま酔っ払うなど。 クイーンて別にイギリスを代表する偉大なバンドではないけども、日本人の琴線に触れる何かがあるんだろうね。 みんながなんとなくなにかを語りたくなる雰囲…

ずっとお城でくらすことを夢見てる

肥大化した自尊心とロマンティシズムが膨らんだ結果、私が憧れるのは帝政末期のロシア貴族の生活である。 まじでドフトエフスキー信者なのである・。 仕事をしているのかい、していないのかいみたいな生活からなんだか細かいお金の計算をしながらも見栄を張…

これはソーシャルレイシズム? 脱出のためのクラウドファウンディング?

今月と来月末に久々のブレイディみかこさんの新刊がでるので既刊を読み漁っておるわけですが。 2000年代から2010年代にかけてのイギリスのアンダークラスにおけるソーシャルレイシズム問題がその殆どを占めています。 サッチャー時代に、働かずに生きていく…

文化の盗用?混じり合わないところに文化は生まれない。ぐちゃぐちゃでごちゃまぜの記事です、あしからず。

オッケーグッチ。グッチギャングたち。 SNSブームにのってめちゃくちゃ成功したグッチ、あの古臭いモノグラムをまたブームにさせたのは間違いなくハッシュタグを重視するSNSに違いない。 ひと目見て誰もがわかるものが重視される時代。 そんな中グッチのター…

だって5月はノエルが生まれた月だから、落ち込むことなんて何一つない

さて、皆さんどうよルポールのドラァグレースS11は。 SNSでル・ポールガールをフォローしまくってると、インスタの検索ページでネタバレ画像あがりまくるので、米国放送の1週先の結果を知りながらNetflix視聴をしております。 今シーズンはなんだか乗り切れ…

平成が終わるというのにこんなにも変わらない私

花の都会生活から北の田舎に閉じ込められて過ごすようになった4月。 見事にお金を使わない日々。 たまに都会にでかけると馬鹿みたいに散財してしまう。 靴下9000円分買うってどうなのよ。あと半年は買わなくて済むね。 少し田舎にずれるだけでなんだか閉鎖的…

こんな世の中だから、と思っているのかどうなのか

暖かくなったと思ったら厳しい寒さが戻ってきたりするここ数日、1年ぶりに婚活を再開せねばという焦燥感に囚われて、キャリ婚にお金を払ってしまった私。 年齢認証がおそすぎて払ったものの何もアクションは起こしていない。 結婚したいのかいと聞かれるとあ…

フィフィオハラは宮川大輔に似ている

ついに来週で終了を迎えるルポールのドラァグレースオールスターズ4。 ヴァレンティーナとマニラルゾンという推しの二人がいなくなった今、優勝はトリニティ1択としか思えないので熱が冷めてきたところです。 トリニティは努力家なのが透けて見えて好きにな…