花の都会生活から北の田舎に閉じ込められて過ごすようになった4月。
見事にお金を使わない日々。
たまに都会にでかけると馬鹿みたいに散財してしまう。
靴下9000円分買うってどうなのよ。あと半年は買わなくて済むね。
少し田舎にずれるだけでなんだか閉鎖的な風土があるのか職場でもなじまない日々が続いておるわけですが。
何ヶ月前かから覚悟して脱毛に通っているわけですが、ほんとに間抜けな気分になるので通うのが憂鬱です。
これは本当に効果あるのかい、と疑いながら全裸になりうら若いお姉さんにVYOラインを処理してもらうのは情けない気分ね。
お姉さんがどんな感じで施術してるのかは私からは見えないわけですが、なんかプラ手袋すらしてない感じなんだよな。しといてくれよ。
やすっぽい仕切の部屋が20個位並んでて、めちゃくちゃやすっぽい明るいLEDの下で毛根を焼かれる私。
こんなにまじまじ私の陰部みてんのお姉さんが初めてだと思うぜって考えながら横になっとるわけです。
時々横の部屋の人は喋ってたりするわけですが、全部聞こえてるからねという申し訳ない気分になる。
かくいう私も人から触られるとこしょばすぎて変な声でそうになるおバカなので、笑い声とか出しちゃって申し訳ない感じになる。
つらい。
そして最後の予約枠でいくとなんとなくおざなりに処理されている気がして損した気分になるね。
つるつるになる日を夢見てるけれど、こんな苦労があるのねと身にしみて感じる日々。
おばさんになるとこんな結構つらい羞恥にも耐えられるけれど、うら若い高校生とか大学生だとかのお嬢さんたちがこんなのに耐えているのかと思うと涙がでちゃうね。
毛深いので悩むのと、人に脱毛される悩みってどちらが深いのか。
このパラドックスはあらゆる事象に当てはまると思うので今後長らく続く脱毛通いのときの永遠のテーマになろう。
by レモンビール 日本酒1杯