drunken J**** in a motel room

文字通り酔っ払った時に書いてるブログ

初売り最高。

私の済んでいる地域でもついに0度を記録してテンションが上がっています。

冬最高。

寒くて晴れてるの最高。

 

1月の私のカレンダーも最高。

 

だいぶ世の中のセールも落ち着いてきたので初売り報告。

 

右から

フレッドペリー×ラブシモンズ

これはロングティーと思ったらニットでした。メンズなので丈はちょうど良いけど肩幅が大きくなっちゃうのが難点。この肩口についた謎のパッチはとてもラフっぽい。30%オフくらいでした。

 

○beautiful peopleシアーハイネック

これは黄色が気に入りすぎて追加購入。公式では迷ってるうちに青が売り切れたためわざわざZOZOで買いました。40%オフくらい。

 

○beautiful peopleダブルエンドタンクトップ

これは定番のやつ。毎シーズン興味なかったけれど前の受注会で試着し最高やんとなったもの。今シーズンのこの色大好きなので購入。春にカーディガンとあわせて着ましょう。50%オフ。

 

ロエベ、石鹸付きサンダル

1月1日にアウトレットで購入するというアクティブさ。1時間待ちで入店したロエベで購入。花柄シャツ欲しかったけどアウトレットでも10万超えたので諦めました。たまごの殻ヒールのミュールが本当は欲しかった。でも脅威の75%オフ。マニキュアヒールのミュールを正規値段で買った私としては悲しみを悲しめながらの購入です。

 

○メリッサもこもこサンダル

これはどうみても2023ssシーズンのものですね。欲しかったけどきゅーとすぎるので見送っておりましたが、90%オフの1000円代で売りに出されていたので思わず買ってしまいました。そんなオフできるって、どうなっているの?

 

カレンダーのGK氏に合わせたように青ばっか買ってますが、どうしたことでしょうか。

 

今週末はDKBくんたちのペンミなのでwhat the hellコンセプトを私も携え参加してきます。

最後になるかなーと思いつつVIP当選したのでめちゃくちゃいい席で参加します。そういえば、グッズ付きらしいのですが、内容が発表されておらずどきどきしますね。

 

 

2023年ベストお洋服

今年もお洋服をたくさん買ったので、私的名作お洋服も紹介します。

 

まずはトップスたち。

ベストトップス

・ラフ・シモンズ×フレッドペリー最後のコレクションのシャツ

ラフ・シモンズを冠しながら比較的安価に手に入れられるのがいいところ。これでインナーにbeautiful peopleのシアートップスを入れるといい感じに着ることができます。

 

・beautiful people黄色のシャツ

定番の形ではあるのですがお腹部分がシアー素材。ワコールとのコラボインナーを着ても良いしシアーの部分はボトムスに入れ込んでハイウエストに着ても良い。

 

・beautiful people メガデスTシャツ

毎シーズンでているバンドシリーズ。このデザインに至ったエピソードも素敵です。確かにこれにシャネルツイードジャケット合わせたいですよね。これは190サイズです。大きめに着るの良いですよ。

 

・beautiful people シアーインナー とっくりがた

この形も色味を変えて毎シーズンでてます。pre saleにでたのでチャレンジしてみたもの。あの最高におしゃれになります。一枚でさらっときてもおしゃれ、インナーに着てもおしゃれ。おしゃれになりたければとりあえずこれを一枚買え。私は買ってませんが水色もあります。

 

ロエベ 刺繍T

清水から飛び降りる気持ちで買ったT。ロゴ部分がすべて刺繍というこだわり。インパクト強すぎて着ていくところを選びこの夏2回しか着ることができませんでした。来年はもっと着ようね。

 

・beautiful people ヤンキーシャツ

正規販売されているときから欲しくてほしくてたまらなかったのですが高くて手が出なかった一枚。4枚のスカーフを合わせた柄のシャツ。ノベルティでこのデザインのスカーフをもらったしいいか、と思ってましたがsaleでお安くなったので購入。BTSの2018くらいのシーグリの80年代ヤクザスタイルが素敵で今年それを意識したスタイリングで暮らしていましたが、それを最大に再現できる最高のTシャツです。これとbeautiful peopleジャージを合わせて近くのコンビニとかに行きまくってました。

 

 

ボトムスたち。

ベストボトムス

・beautiful people恐竜柄ボトムス

2wayで裏返すと宇宙柄。これとおそろいのトップスでセットアップでライブにも行き、お買い物にも行きました。

 

・pameo poseレースのラップスカートとズボン

これも最高のセットです。レースなので寒いのが難点。でも着ているだけで最高におしゃれな気分になれます。名古屋shineeeコン、XGショーケースに着ていきました。

 

・beautiful people ヤンキーボトムス

とても暖かくてローライズのボトムス。上がどんなにシンプルでもおしゃれになれる1枚。ぎらぎら光るので夜に最適です。

 

・beautiful peopleのくらげボトムス

受注会で興奮したものの普通に高くて汎用性のなさに迷ったもの。商業施設のキャンペンーンで15%オフになったので購入。こういう攻めたデザインは売れにくいけど作成数も少なくて最終saleに残らないこともあるので胃を痛めながら買いました。意外と色々なトップスと合うので重宝しています。

 

・beautiful peopleデニム

受注会でみてこれは買いだなと即決。職人が1本ずつ染めているという説明があるようにすごく高かったです。でもこれを履くだけで今年のスタイルになるので2023年beautiful peopleが発売したものの中で一番の商品だと思っています。たぶんもうどこでも買えない、saleにも来ない一品だと思うので買った人みんな大切に履きましょう。

 

 

アウターたち。

トップアウターたち

・beautiful peopleもこもこアウター

これも2way。遊びに行くときはもこもこ側、仕事のときはカーキの側を表にして着ます。暖かすぎてニットが必要ない。前はリボンで閉じることもできてかわいい。可愛いの大洪水。

 

・beautiful people ライダース

定番の形とは違います。上品なライダース。ギリギリ値上げ前に購入。やっぱりいいライダースを持っていると良いですね。

 

・beautiful people デニムジャケット

一時期大量の製品が作成されていたダブルエンドの商品。全ダブルエンドの中でこのセットアップが最高到達点ですね。他の洋服屋さんに行っても、髪を切りに行っても、クリーニング店でも褒められるお洋服です。

 

 

来年もお洋服いっぱい買います。とりあえず2024ssシーズンのアンダーカバー購入を考えています。ゴブラン織りのジャケットと黄色のシアーパーカーいくらするかわかりませんが、狙っています。

2023年私のベストブックス

新幹線移動につぐ新幹線移動、そして禁酒後にあまった夜の時間を利用して社会人になってから一番本を読んだ一年でした。

ベストブックスの山

・きむ・ふなさん選の韓国文学ショートショートシリーズ。

30分程度で読めてこのクオリティ。各作家の別の小説も読みたくなるのですが未翻訳のものも多いようです。フェミニズム文学という文脈で広く知られるようになった韓国文学ですが当然そこにのらない小説もたくさんあるわけです。シリーズものなのでこうやって本の高さやスタイルが揃っているのも素敵。本棚に並べるといい感じです。

 

スーザン・ソンタグ日記

横浜にたくさんいったのですがぴあアリーナ近くの商業施設に入っている雑貨屋+本屋でたまたま買ったもの。数ページぱらぱら読んで圧倒されたためこれは時間つぶしに読むものではなく気合をいれて座して読まねばと襟を正しました。

20世紀最高の批評家が書いた日記を盗み読んでいるような背徳感、そして自分との距離に圧倒されます。知への渇望。”教養”という言葉は近年特に使う人によって乖離のある言葉となっていますがここには私にとっての本物の”教養”があります。

 

・ロシア留学についてのエッセイ

ロシア文学に対して並々ならぬ愛を持っている人はこの日本にも少なからず存在すると思います。そして現在ロシアが迎えている状況に対してどう向き合うのか。亀山さんのかつて新聞に寄せていた論考も思い出されます。純粋な文学への愛、羨ましい。

 

ホールデンでもグラースでもないサリンジャー

このサンドイッチマヨネーズ忘れている、はまあまあという評価だったのですがこの短編集には完全に頭をやられてしまいました。ピクタコンに向かう新幹線で読んだと思うのですが、表題の一つである「逆さまの森」の最後数ページを読んでしばらく息もできないくらいになりました。サリンジャーはいろんなからかわれかたをしがちな近年ですが、こういう物語をさらっと書けるその凄さを知ってほしいです。子供の頃から親しんできた金原瑞人さんの翻訳という点も私には大事なことです。

 

・ウル、のもたらすもの

難しい本で何回もページを行ったり来たりしました。

わからないけれど素晴らしいことはわかります。私は批評家ではないので素晴らしさを言語化しなくてよいのがありがたいです。すごい小説です。

 

フェミニストにも色々な形があります

ひとつのスローガンを掲げる必要はない、フェミニストという言葉を使うのが怖くなるのは誰かがそれを一つのイメージに落とし込もうとするからです。この本の序章をみれば肩ひじを張ってフェミニストである瞬間もあれば、そうではないゆるやかに連帯を感じる瞬間もあること、そんな自分を受容することができます。

 

・もう一つの現代批評、ナオミ・クライン

こんなにも現代社会を予見したものがあったのか。名前だけをしっていた名著を読み直すきっかけをくれました。

 

・ピンチョンで一番読みやすい小説でありながら・・・。

5年位かけて読みました。ピンチョン小説に関しては物語を追う必要はないと割り切っているのでちょこちょこと読み進めようやく終了を迎えることができました。最後は終わりたくなくて2ページずつしか読まないみたいなときもありました。

次はVか重力の虹を終わらせるために旅にでます。

 

音楽で振り返る2023年、下半期

www.youtube.com

もうどうやってもnew jeansからは逃れられません。全てが最高のセカンドEP。ポップアップストアでリリースされたパワーパフガールズグッズを手に入れるためオンラインストアに張り付いた日々。誰かが色んな言葉を使って、彼女たちの周辺の事象をからかおうと音楽の素晴らしさは損なわれることはない。

 

https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcRrSPKQCpcXo3Y_XfLnAKOA8su4HyC5UEkZAg&usqp=CAU

バニーズ棒も公式オンラインの一次販売で購入しファンクラブにも入ったのに、ついぞ彼女らを生で見ることは叶わなかった2023年でした。(バニーズキャンプはオンラインでみました。セットのお金かかり具合やばかったです。)(ツアー・・・しないよね。日本組み込まれても東京ワンデイのみの気がして一生行けない気がします。)

 

デビュー前から私のついったではざわざわしていたのでその存在を知ることができたkiss of life。デビューEPサイン入りを輸入しようと思ったけれど高すぎて諦めたの今も後悔してます。

 

www.youtube.com

なってぃという最高の女。

www.youtube.com

DKBのでかい男二人がこれを踊ったのも最高でした。

www.tiktok.com

 

当然、会いたかったのでXーCON詐欺にも引っかかりました。返金はまだされてません!

 

そしてスターとは何たるかを見せつけたジョングク

www.youtube.com

アルバムとしてのトータル評価は、ここ数年の欧米圏スターがやったことを全部やるコンセプトだな(the weekendがいて、ビリーアイリッシュがいて・・・という曲の詰め合わせ。)、パン・シヒョクのK-popからKをなくすという宣言の現実化がこれだとするとだいぶしょぼいし未来がないなと感じ6/10。ただsevenは最高の1曲でした。アイドルとして有名グループのマンネとしてどう扱われてきたかにジョングクはかなり意図的だと思いますが堂々とセックスの歌を歌ってファンを挑発している。その後のウィバラで彼女はいないと釈明させられるのは興ざめでしたが。全世界のアーミーは25歳にもなったジョングクに自分の夢や妄想を背負わせるのやめましょうね。まあ、15歳のジョングクに自分の夢や妄想を背負わせていたことの方がやばいのですが。

 

続きを読む

音楽で振り返る2023年

本当は2023年に発売された音楽をいい感じでつなげた動画を作りたかったですが、面倒くさがりでできなかったのでこんな感じで。

今年発売されたとかに関係なく、自分の聞いていたものを振り返る気持ちで書いていきます。

ちなみにSpotify wrap的に振り返ると私の1年はこんな感じでした。

 

 

1月2日のSM新年大歌謡祭を祖母の家で見ながら明けた新年。(この後SMの植樹を巡るお家騒動、そしてRIIZE大成功からの逆転劇をみてると1年って本当に短いようで長くて、人の気持はうつろうものですねという気持ちになりますよね。そしてオタクって本当に状況だけで色んなんことを言っているので信用できるものは何もないなといういい経験にもなりました。)

 

1月は社会人になって初めての本気の資格試験のために毎日数時間勉強をしていました。

なんのきっかけか忘れましたがshineeのjulietteにどはまり。こんな本気でマイケル・ジャクソンをやろうとしている人たちがいる・・・、と感動を覚えたのです。

www.youtube.com

ひとえにそれはジョンヒョンという稀代のボーカリストによるスタイルによるものではありますが。

そして同じく第2世代代表のBIGBANGも真剣に聞こうという考えになりプレイリストをずっと流していました。世の中のK-POP好きから呪詛をはかれるコロナ以来のKぽリスナーなのでちゃんと勉強しよう!という勤勉な性格からの流れですね。G-DRAGONって本当に才能があるのですねという当たり前の事実をちゃんと確認しました。

 

www.youtube.com

あとはレゲトンを勉強したくてYoutubeでだれかが作成したレゲトンミックスを合間にながしてました。

私の資格試験の思い出はSHINee/BIGBANG/レゲトンです。

試験は無事合格しました。ありがとう。

続きを読む

なれないことをするからばちがあったたんだとそうずっと思っています。

ついに私が自分の中の約束事を破り初めて大量購入したINL追加徴収の精算がすんだのでお焚き上げを。

特典のために何枚購入したかを書くのはご法度とされていますが、これは当選者がいないので枚数を記載してもなんのバーもあげないのでセーフですよね。

追加徴収されたINL

たった10枚でごちゃごちゃ言うなと大手もしくは人気メンのペンからは言われそうですが・・・。

大量購入して初めて知ったのですがロットごとにランダムの内容は一緒なのですね。

最悪推しのランダムがでればいいかと思って全部開封したら、9セット同じランダム内容(ヘリトレカ、ヒチャンポスカ、イチャンハートカードだった。)が出たときの絶望とやっぱ大量購入ってくそじゃんっていう感想。トレカ集めるために大量購入している人はいないってことだね。だからどのグループも特典をつけるんですね。Kぽの産業としてのあり方の危うさ(ペンの経済的負担とメンの肉体的精神的負担に依存しすぎ!)を感じました。

開封、未開封に関わらず返金対応というところはありがたかったですが、一番単純な解決方法だったのにも関わらず1ヶ月以上待たされた意味もわからんので正直HMVにもDKBジャパンにも不信感しかありません。(返品返金はないだろと思ってたのでメルカリに二束三文で出品してましたが売れることはなかったのが幸いでした。)INL追加集金をしたあと、別のCD、ポップアップに合わせて特典盛りをするブレイブやっぱお察しです。

まあでもこれに関しては返金よりは、当然あると思って先払いしたのになくなってしまったコンテンツのデータをくれるというあり得ない補填方法を今でも夢に見ています。

(ファンクラブキット、シーグリ、HIPの撮影されていたであろうデータとか音源。これは妄言です。だってあり得ないもの。でも手に入れられたならあるかわからない中華バーと手を組んで100万までは出したかもしれない。正直INL追加集金のテオ分で回収できた金額よりでかいだろ?ブレイブ?)

何枚返品されるかわからないですが開封されているものは廃棄されるだけだと思います。

私はお家のスペースがあいてありがたいですがそれも、廃棄のことを思うと後ろ暗い気持ちになりますね。

返金されるお金を見込んでイーベイでトレカを買いまくってます。トレカはもう増えることはないので、今ある分で終わりなのだから。そしてトレカとチェキは天下の周りものだと信じているのでペン卒した人は是非メルカリに出品してください。持っていないものを求めて私はメルカリ世界をさまよっているので。

すっきりするかと思ったけどますます鬱々しているので年末って嫌ですね。

 

 

分断は簡単、だからみんなそちらを選ぶ。

日本もやっとdittoが似合うくらいの気温になって私は嬉しい。

そんな時にニュージーンズのリミックスがリリースされた。素晴らしいリミックス集、いかに優れたクリエイターがニュージーンズの人気を裏打ちしているかがわかる。

デビュー以来どの領域にいる音楽好きをも唸らせてきた彼女ら。

けれども私がネット(というかついった、という名の現代の下水道)で目にしたのは分断、分断、分断の連鎖。

主にはニュージーンズおじさんというネットミームを引き受けると宣言した宇野維正と昔からk-pop好き勢の鍔迫り合い。

私はどちらの陣営にもなんだかねー、という気分を持ちつつやりとりを眺めている。

基本的に私は田中宗一郎氏のコンテンツをできるだけ追おうとしているので、来阪イベントとかはここ数年配信、現地どちらかでは見ているしポップライブなど宇野さんが出演している回は聞いている。ついったにいるkぽ好きの人たちは実際の知り合いは1人もいないが複数人の人をフォローしていてにゅじおじに言及していない普段のついっとも観察している。

社会に対するおおまかな捉え方や価値観が両者で天と地ほど違うということもなさそうだし、極端な思想に傾倒した人だっていない。

少なくとも2年くらい前の来阪トークイベントでは宇野さんは分断こそが一番危険なので何かを二項対立で考えるのをやめようね、という意見を提示していたと覚えている。

 

なのに、同じ音楽を聞いていてもさらにそれが好きであっても分かり合えずというかお互いを攻撃し合うのはなぜなのだろう。

にゅじはいいねーってそれぞれで言っているのに、なぜ他のことでブロックしたり叩き合ったりしてるのだろう。

にゅじを媒介にしてなぜ分断を自分たちで生み出すのだろう。

お互いがお互いのせいというのであれば、それこそ社会におきた分断の全てがそこに帰着してしまう。イスラエルパレスチナの分かり合えなさをすごく小規模でしょうもない領域で再現しているようにも思える。それをどうにか乗り越える方法を考えないと八方塞がりだと両者とも知っているだろうに。

大きなことについては立派なことを言ったり立場を表明できるのになぜこんなしょうもない場では同じように振る舞えないのか。むしろ逆だろと言いたくなる。そんなふうに振る舞っても何も犠牲にされないと知っているからの態度だとするとあまりにも傲慢だなと思う。

 

私が愛してやまないサバイバル番組といえばこの世では現在2つだけだけれど、その1つル・ポールのドラァグ・レースのS10のシーズンフィナーレで番組の歴史をセレブレイトする5分くらいの映像が流れたことがある。(ネットフリックスではS12とS13しかみられないので皆さんwowにお金を払ってみましょう。)

サリージェシーラファエルのナレーションで展開されるこの映像の終盤にこういった一節がある。

10years later, instead of focusing on the things that divide us, " RuPaul's Drag Race" celebrates what brings us together.

2018 年に作られたこの映像のこの一節が私は大好きで、折に触れて思い出す。その後に引き続く、ジョン・オリバーの”ルポールのドラァグレースの中にこそ自分が暮らしたいと思ったアメリカがあった”という言葉とともに。

もちろん2018年の時点でも、そして2023年になった今でも、このサバイバル番組のシナリオの中でもその外でもそれがいつも美しい形で行われているわけではないことを私達は知っている。でも、そう思わせてくれる何かがあるので私はこの番組を見続けている。音楽や、映画や本に求めるものは、異なる個人である私達を結びつける何かをcelebrateするということだ。

ニュージーンズという素晴らしい音楽、そしてそれに大衆性、ポップさを付与したクリエイター陣の手腕とそれを見事な形で体現してみせたミンジ、ハニ、ダニエル、ヘリン、ヘインの5人を称えながら、それを媒介にしてお互いの違いを憎んでみせるこの仕草が私には許容できない。ニュージーンズがデビューしてから折に触れて引き起こされる両者の対立を見ていると、分断すること、誰かを自分とは違うと責めることがいかに簡単な選択肢かを思い知らされる。

分断の時代から抜け出すことの難しさを、分断こそが現代における一番危険な選択肢だと理論的には知っている両者ですら自ら選ぶのだ。気が遠くなる。